苦しくて苦しくてナゴち…

2020年

5月30日の夜。

 

私の大切な家族。

他の誰よりも大切な存在。

愛猫「なごみちゃん」

が亡くなりました。

旅立ちの時もそばにいました。

 

本格的に具合が悪くなり始め

通院生活も短く

一気に旅立ってしまった事を

「彼女らしい生き方だった。」と思うし

 

「もっと私には出来た事があった…」

と後悔の思い2つが交錯しています。

 

なごみちゃんには、先愛猫の「ポタ」を失った

心の深い悲しみを沢山に慰めていただいた。

生きる力も与えてもらった。

その名前のとおり、私の心に「和み」をくれた

命の恩人です。

 

共に過ごした時間は3年程度でしたが

とても濃密で充実した毎日でした。

人間に翻弄され

自由を脅かされてきた警戒心の強かった猫。

薄情な人々との

40年の人生で過ごしてきた人間。

 

互いの境遇と寂しい気持ちが共鳴したのかもしれません。

なごみちゃんと出会い

共に過ごした時間は

私にとって人生最高にして最後の

ご褒美の愛おしい時間でした。

 

嬉しそうに遠くから駆け寄ってくる姿も

獲ってきたヤモリやセミを食べる姿も

ゴロゴロと音を鳴らして甘えてくれる姿も

3本脚でドタッドタッと歩く足音も

お日様の下のような、暖かい匂いも

全て私の宝物です。

 

「ナゴと一緒に。最後まで一緒に」

これは、ここ1年の私のセリフでした。

そんな悲しみ真っ只中

翌5月31日早朝

新たなる事件が勃発しました。

 

同居の母親が飼うセキセイインコが

窓から脱走。行方不明になりました。

 

狼狽する母親。

愛猫を失い、意気消沈の自分。

 

「失う哀しみは、人生において多々経験済み‼」

なんて、心を強く持って振舞っていましたが

愛猫の弔いも、悲しみに浸る事も許されぬ勢いで

母親の鳥捜索に駆り出されました。

 

 

Twitterで拡散のお願いをし。情報を追いかけながら・・・

 

「アタシ。。。何やってんだろう。」と

リアルにつぶやきます。

なごみちゃんが私の哀しむ事のないように

と鬼のような配慮をしたのか???

もしそうならば。。

アンタ、作戦は成功だよ。。

 

気持ちのもっていきようの無い状況での

酷く厳しい1週間を過ごし

昨日は、アッという間に初七日でした。

 

どんなに日常がドタバタしたとしても

そんなもん!

なごみちゃんへの哀しみと恋しさを薄れさせる事はできない。

 

毎日、毎夜、泣きっぱなしの日々です。

痛い心を抱えながら
耐えながら

強がりながら

酒飲みながら

しばらくは生活するでしょう。

この予報は高確率です。

 

ナゴち。。。

会いたいニャ。。。

一緒に居てくれればアタシ今よりもっと頑張れるのに。。。